アボカドにはアレルギーになるオボムコイドがある?

アレルギーはアレルゲンによって引き起こされます。そのためアレルゲンはアレルギーの原因物質と言うことができますが、その物質そのものがアレルゲンと言うよりも、その物質に含まれている特定の成分がアレルゲンであることが多いのが実情です。たとえば卵アレルギーの場合、通常であればアレルゲン活性があるのは卵白のみで、卵黄にはアレルゲン活性はないと言われています。しかし度合いが強い人になると、卵黄だけでもアレルギーが出てくる場合もあります。そして卵白のアレルゲンにも、オボアルブミン、リゾチーム、オボトランスフェリンなど、様々な卵タンパク成分を挙げることができます。これらのアレルゲン成分は、熱の影響を受けやすいのが特徴です。そのため、比較的、程度が低い人であれば、加熱した卵白であれば食しても問題がないと言うケースも少なくはありません。そしてオボムコイドも、卵白に含まれるアレルゲンに含まれています。ただし同じ卵タンパクであるオボムコイドは、熱や消化酵素の影響を受けにくいと言う特徴を持っています。そのため加熱をしてもアレルゲンが失われることはないため、卵アレルギーでも、このオボムコイドに対するアレルギーの有無は、加熱した卵料理を食べられるかどうかを判断する上で、重要なポイントとなります。このオボムコイドと関連性があるのでは、とされている食物のひとつにアボカドが挙げられます。確かにアボカドも食することで、アレルギー症状が引き起こされることもあります。これはその中に含まれているタンパク質に原因があるとされていますが、そのタンパク質とオボムコイドには共通点はありません。アボカドのタンパク質と共通点があるのは、ゴムの樹の樹液です。そのため卵よりもゴムに対してアレルギーを持っている人は、アボカドを食する際には注意が求められます。

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